2015/3/22 日曜日

これから泳ぎに行ってきます

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 1:44 PM

ものすごく良く晴れた日です。朝から仕事をしていましたが、少しつかれてきました。だいたい、仕事が捗るのは朝だけです。昼以降はだれてきます。そんなこともあって、なるべくアウトプット系の仕事は午前中にすませてて、午後は読書をするのが一般的ですが、今日は休日だし、天気もいいので、これからコナミスポーツに行って泳いでくることにします。だいたい1キロ~2キロ目安にいつも泳いでます。ただし、時間はそれなりにかけます。早く泳ぐと心拍数が上がって、健康に悪いような気もするので。それでは、気合いを入れて腹圧を利用しながらクロール1.5キロ位を目指すことにします。

2015/3/21 土曜日

あさパラに出演しました

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 2:35 PM

 本日は讀賣テレビの「あさパラ」(9時30分~)に出演していました。もうどれくらい時間が経ったでしょうか、出演機会をもらってから相当時間が経ちます。出演する前は緊張するんですが、出演後はなぜかすっきりします。何か話し尽くした感があるんですよね。司会のハイヒールりんごさんの回しがとにかくすごい。授業をやったりする教員としては、こうやって回すと盛り上がるんだ・・とかいつも勉強になります。それにしても、最近はいつにもまして切れ味が鋭いような気がします。長い間、テレビに出演し続けている芸人さんというのは、本当に勉強になります。

2015/3/20 金曜日

今日はリラックス

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 12:13 PM

春休みで授業もなく、会議もなく、今日は雑務の処理や原稿書きです。といっても、出版する予定はないので、趣味で小説をひたすら書いてます。日経新聞小説大賞に応募しようと思って書き続け、やっと原稿用紙換算で270枚くらいになりました。新書や学術書と書き方が違うので、なかなか勉強になります。

2015/3/19 木曜日

これからブログを再開します

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 8:54 PM

長期間、ブログをさぼっていましたが、これから再開することにします。なるべくこまめに書けるように努力しますので、よろしくお願いします。

2013/2/12 火曜日

出版界の掟(4)

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 5:51 PM

 ねちっこく、続きの話をしたいと思います。それにしても、日々のことを綴るのはどうも・・と思うし、このブログなるものは本当に難しいですね。とにかく、このテーマで当分書こう。修行のつもりで。今年こそがんばろう。どうも本や報告書ばかりを書いているせいか、包括的に考えてまとめてしまう癖がついていて、こうやって細切れに書くのは難しい・・・。
初版部数と実売数の違い。この違いは読者や一般の人にはそれほどピンとこないかもしれませんが、出版社や著者にとってはものすごい大きな意味があります。
 露骨に言ってしまえば、お金です。国によって違いますが、本を書くことの対価は印税です。国によっては印税の他に執筆料があるとも聞きますが、これは確実に売れるような本で、相当の大物が書いているような本なんでしょう。
 売れようが売れまいが、初版部数であろうが実売数であろうが、とにかく原稿を書いただけで1000万円もらえる。これが執筆料です。元○という肩書きがものすごく重い人なんかがもらうんでしょうな。
それに対して、印税はあくまで一冊○円で部数分をもらうということです。
どちらにしても、これは作詞・作曲と同じで、何かを創り出すことの報酬と言えます。クリエイティブな人間(あるいはクリエイティブなことをするのが大好きな人間)にとっては、何かを創造してお金をもらえるなんて最高です。
 ただし、本でもらえる金額はそれほどのものではありません。通常、価格の10%が印税と言われます。私の経験でもそうです。10%を下回るところもありますが、少数派だと思います。根拠はよくわかりませんが、兎にも角にも、そうなのです。長年の慣習で出来上がったんでしょうか?もしかしたら、出版社の利益・印刷屋さんの利益など、いろんなことを計算した上で著者に入ってくるのが10%というのが適正・・・ということになったのもしれません。誰か知ってたら教えて下さい。
 例えば、800円の新書を書いた場合、1冊売れる毎に80円が著者の手元に入ってくるという計算になります。どうでしょうか。この報酬額・・・。随分楽な商売なのか・・・・?まぁ、生み出すためにどれだけのエネルギーや才能が必要とされるのかを比べようもないので、何とも言えませんが、量から言うと、わずか数十行でカラオケなどを入れれば巨万の印税が発生する歌の世界なんかに比べたら、どんなものなんでしょうか・・・・。
 それはさておき、ここで問題となるが、何に10%を掛けるのかという点です。初版部数か実売数か。結論から言えば、多くの出版社は初版部数(刷り部数)に印税の10%をかけます。もちろん、実売数のところもあるんでしょうが、著者にとってはどちらがうれしいか?
 言うまでもないでしょう。刷り部数(初版部数)です。初版部数が多ければ多いほど、入ってくる印税は多くなるからです。しかも、実売数ではありませんから、必ずしも売れなくてもいいのです。書き終わって本になった時点で、印税がもらえるわけですから、著者にとって、初版部数は大きな関心事項です。
 もちろん、多くの著者はそんなことに関心もない・・・という顔をしています(推測です)が、実際にはものすごく関心があるんです。特に、文筆だけで生計を立てている人にとっては、初版部数はものすごく重要な話だと思います。何部になるかで生活設計が大きく狂ってくるんですから・・・・。だから、初版部数・・・どれくらいですか?と出版社に聞きたくて、聞きたくて仕方ないんですけど、なかなか聞けない。(あくまで推測ですが・・・間違ってたらごめんなさい)
ちなみに、僕等のような大学教員や経営者の著者なんかは、そこまでせっぱ詰まったものではないかもしれません。(これまた推測です)これが兼業作家の強みでしょうか、給料がもらえるのは本当に有り難いことです。もちろん、その分だけ仕事をするんですが・・・。特に、ビジネスで大もうけしているようなビジネスマンの著者にとっては、印税などビジネスで儲ける金額に比べると大したことがないでしょうから(これまたさらに、推測ですが)、あんまり関心がないかもしれません。
 ただし、そうはいっても初版部数がそれほど多いというわけでもありませんので、初版部数に印税率をかけたとしても、いきなりものすごい印税を手にするような著者はいないと思います。
初版10万部なんて書籍は、よほど売れる見込みがあるか、事前の書店へのマーケティングなどで注文が殺到するか、著名小説家でもない限り、あり得ないと思います。万が一返品が多かった時に収拾がつかないからです。
 いや、昨今の出版不況で初版部数は落ちているのが実態だと思います。おそらく1万数千部くらいがこれまでのスタンダードな初版部数であるとして、そこからマイナス数千部というのが実態ではないでしょうか?
 こう考えると、文筆業というのがいかに成り立ちにくくなっているかがわかると思います。私自身は大学教員なので深刻に思っていませんが、このまま出版不況が続けば、職業文筆家というのは少なくなっていくんでしょうね。
 何か職業を持ちながら、その片手間に本を書く・・・、あるいは仕事を文章に転化しやすいというスタイルの兼業文筆家でないと、なかなか難しいでしょう。そう思うと、フリーの書き手というのは本当に立派に思えてきます。
 やっぱり、いきなりネットに生の文章がさらされる、ブログは嫌だな・・・。編集者や校閲の人に依存しきりの私は思うのです。それでもがんばって、明日も書きたいと思います。

2013/2/4 月曜日

出版界の掟(3)

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 7:18 PM

 出版界の続きの話を。
 先日は、初版部数の話をしました。本が最初に出版される時に、出版社が印刷する部数のことです。
 結論から端的に言ってしまえば、発売即日で10万部というのは、初版の部数が10万部だったということです。10万人の人が買ったというわけではなく、とりあえず出版社は出版する時に10万部刷った。そして、それを全部かどうかわからないけど、とりあえず全国の書店やアマゾンなどのネットにばらまいた。
 さあ、どうだ10万部だ!という理論なわけです。そうでなければ、いくら何でも10万人の人がたった一日で同じ本を買うなんて想像できません。ましてや活字離れが言われているのに・・・。
もしかしたら、年輩の人には読者好きが多くて、そんな高齢者の多くが買ってくれている・・・と想像できなくもない。確かに、朝からゲームセンターに行ったりする高齢者が増えていると言います。あるいは、理屈っぱくて、知的な高齢男性が増えたとも言います。テレビの夕刻の情報番組なんかはそういう層をターゲットにしていたりします。
ただ、それにしても、いきなり10万部なんて・・・考えられません。村上春樹のような神的著者(子供が使っている表現法で感染してしまいました)とマスコミの超煽り報道があれば可能性はあるんでしょうが、そこまで本を読むことに熱心なんですかね・・・日本人は。
 ここで出版界らしい一つの法則が出てきます。それは出版部数と実売数という二つの数字です。
 出版部数というのはとりあえず、出版社が印刷会社に頼んで刷り上げた部数。それに対して、実売数というのは実際に消費者が買ってくれた部数。この二つの数字が出版界にあって、しかも、この二つの数字にはものすごいギャップがあるということです。
 実売数と出版部数とのギャップは大きな問題です。一般の商品の場合には売ってナンボです。テレビを何台作っても、クルマを何台作っても、売れなければ意味がない。販売数と生産台数は同じじゃなきゃ意味がありません。そうしないと企業の売上につながらない。それどころから作っても売れなければ、人件費や工場の稼働費の分だけ赤字になってしまいます。在庫がどれだけは貴重な景気指標です。
 それに対して、出版の世界ではとりあえず出版社が刷った部数が大きな数字になるわけです。実売数なんて、おそらく、実際のところはわからないんじゃないか・・・あるいは、それを正確に計算するのはものすごく手間暇がかかるような気がします。本は長い年月の中で売れてゆくものですから・・・。やっぱりこの二つの数字には大きなギャップが存在する。
 「いきなり10万部突破」とは、実売で10万部ではなくて、とりあえず、10万部刷ったということでしょう。白々しくも推測だと言ってはおきますが。ただし、広告的にはものすごいインパクトがあります。誰だって、10万部突破と書かれれば「話題の本なんだ・・・」と思ってしまうからです。もちろん、そんなことだけで購買につながるほど、日本の不況は甘くないんでしょうが・・・・。
 まぁ、私もとにかく言われてみたい「10万部突破」・・・・いや、謙虚に「3万部突破」でいいです。今年も神様に祈ったんだけど、今のところ御利益はありません・・・。

2013/1/31 木曜日

出版界の掟(2)

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 2:41 PM

昨日は、毎日放送の「ちちんぷいぷい」に出演しておりました。吉本の大物芸人の方に囲まれて、刺激のある一日でした。
 それはさておき、今回も出版界の掟の話の続きをしたいと思います。どこまで話しましたっけ。あんまり前後の整合性がないかもしれませんが、とにかく話を続けたいと思います。
 確か、10万部売れた本の話でした。なぜ、発売されたその日にいきなり10万部も売れるのか?本当に10万人の人がたった一日で買ったのか?いくら人気のある著者だとしても、どれだけ面白いエンターテイメントでも10万人の人が買うんだろうか?ジュンク堂や紀伊国屋で本を物色している人をたまに見るんですが、本を買うまでは本当に時間をかけますよ。
 自分自身の本が本屋で平積みされていて、一体どういう人が買ってくれるんだろうかと、何度も見に行ったことがあるんですが、実に本を物色する時間が長い。パッと買うような人はまずいない。
 表紙や題名で惹かれる。面白そう・・・となる。目次を見てみる。んんんん・・・面白そう、役立ちそう・・・と考える。中身をペラペラと見てみる。よくわからんが、読みやすそうで興味深そう・・・しかし、今月は苦しかったよな。こんなとこで800円も使うと、明日のランチをケチらないと・・・と思考するのかどうかはわかりませんが、800円を使ったいただき、本を購入してもらうためには、それはそれは大変です。
 個人的には一度でいいから、千人くらいの人がそれぞれどうやって本を購入していくのか、そういうのをドキュメントタッチにしたものをNHKくらいが作ってくれないかと期待しているところです。
 脱線しました。それにしても、紀伊国屋やジュンク堂、TSUTAYAなどいろんな大型書店があるけれど、書店数だってそんなに多くないし、働いている人の数を考えると、1日で10万人もの人が同一の本を買うんでしょうか?これこそまさにツイッターによる動員の恐ろしさなのかもしれないけど、マックス3万5千部程度の著者としては俄には信じがたい。
 一つからくりがあるとすると、それは「初版部数」。最初に出版された時の部数ですね。本は最初に出版された時のものを初版と言います。これが全部売り切れたら、また、改めて本を作る。これを重版といったり、増刷といったりします。
 重版や増刷は出版社や編集者や著者にとっては、それはそれは大事です。なぜなら、大半の本は重版しないからです。重版しないどころか、初版をすべて売り切るようなものも少なくて、大半は初版の多くが売れ残って返品されてきます。そして出版社の倉庫に積まれていくのです。(僕はそんな倉庫を見たことは実際にはないんですが、そう聞いたことがあります)
 それと10万部がどんなカラクリになっているのか?
 あー疲れた。文章チェックも出来ていない。まぁいいか。公開しよう。ブログは文章や全体構成が無茶苦茶になるが、とにかく今年は書き続けよう。
 初版と10万部のカラクリはまた後日。だいたい、想像つくと思うんですけど。

2013/1/27 日曜日

出版界の掟(1)

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 4:14 PM

 今日は本の売れ行きについてお話したいと思います。どの本がどの程度売れているのか、様々な指標があります。私は自分も本を書くこともあって、いつもどの本がどれだけ売れているのかにものすごい興味があります。
 特に、10万部とかいわれると、思わず見入ったり、聞き入ったりしてしまうのです。まぁ、その理由は羨ましいとか、小市民サラリーマンでおまけに住宅ローンを抱えていることもあって、あるいは、教育費用に苦しんでいることもあって、印税がいくらかを咄嗟にはじいてしまう・・・ということもあるんですが、自分の本がそんなに売れたことがないというのが大きな理由です。
 私が書いた本の中で最も売れたのは「はめられた公務員」(光文社ペーパーバックス)で合計3万5千部でした。(だったと思います。遠い記憶で忘れてしまった)いやー、今から考えてもものすごい売れ方でしたが、上限が3万5千部なので、10万部ってどんな売れ方をするんだろう・・・・想像がつかず、それで余計に興味をもってしまうわけです。
 何でも経験して体感することは非常に重要です。成功体験だってそうでしょう。一度でも成功した経験があれば、自分に自信が持てる。それだけで後の人生が大きく違ってくる。成功している人と失敗している人を分け隔てているのは、そんな些細な経験だったりするもんです。
 さて、本の売り上げです。私がよく目にするのは新聞広告です。新聞の下段に「○氏の「・・生き抜く力」10万部突破」とかよく書いてありませんか?大抵は売れている小説であったり、新書では同じみの著者だったりしますが、そんな中には「発売即座に・・・」とか「大増刷」といった表現がでてきます。
 この表現は、少しでも本に関わった経験のある人間なら非常に疑問に思えてくるもんなんです。僕なんかはいつも気になる。んんんんん・・・あれだけ売れた僕の本でも、数ヶ月かかって3万5千部なのに、発売即座(ゼロ日)、発売されたその日に10万人近くの人が買っているのか・・・・・・
 甲子園が近い僕の場合には、巨人-阪神2連戦満員分の人間が書店に足を運んで、みんな同じ本を買うのか・・・何か不思議なマインドコントロールでも・・・と思ってしまうわけです。やはり、日本は全体主義国家なのか、恐るべき大衆民主主義社会とか派手派手しいことを想像するわけですが、これにはこれで仕掛けがどうもあるようです。
 あー、疲れた。何でも論文や書籍にして一話完結にする癖のある僕には、やっぱり、ブログは疲れてきます。
 この続きはまた後日。

2013/1/24 木曜日

出版不況は部数に表れる?

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 1:00 PM

 1月に中央公論ラクレ新書から「テレビコメンテーター」を、青春出版新書から「仕事がうまく回り出す感情の片づけ方」という二冊を本を出しました。引き続き、学陽書房からも「公務員の勉強法」というような題名の本を出します。
 これだけ連続したのはかつてないことで、本を書かせてもらえる有り難みをかみしめているのですが、ここ最近は出版不況でなかなか本が売れません。
 阿川佐和子さん「聞く力」が100万部を超えたことが話題となりましたが、100万部という数字がそれだけ重くなっているということだと思います。
 給料が下がっている中で、食事さえ激安弁当に変えて削減しているわけで、本を買うのをためらうことは極めて自然なことなんでしょう。弁当代を削るかわりに本を買う人は少なくとも多数派ではないでしょう。
 ただ、本を書く身としては、やはり売りたい。それは著者も出版社も同じでしょう。もちろん、微妙な違いはあるかもしれない。著者や編集者は売りたいというよりも、読んで欲しい、影響を与えたいということかもしれない。
 そんなこともありまして、私はとにかく本のマーケティングをよくやっております。それこそ様々なことをしております。本屋に立ち寄っては、ストーカーのように自分の本を立ち読みしてくれている人の隣に寄り添うとか・・・。結局、こういう時には買ってくれないんですが・・。
 今年は少しこまめにブログを綴っていきます。 
 新年一つのテーマは「出版不況と本の売れ行きマーケティング」にしましょう。
 

2012/12/21 金曜日

今年最後のブログかな(出版した本の宣伝です)

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 5:48 PM

 書こう、書こうと思いながら、今年もほとんど書けなかった。ということは、ツイッターなども全く僕には不向きということなんでしょう。基本的に面倒くさいと思ってしまうんだろうなぁ。
 それはそうと、今年最後になるかもしれないが、ソフトバンク新書から「キャリア官僚の仕事力」という本を12月に出版しました。キャリア官僚の仕事の中身・その能力を、ホワイトカラーの基礎力にそって紹介した本です。
 ここまで細かく、わかりやすく、キャリア官僚の仕事力を分析した本はなかったと思うので、面白く読めると思います。
 ご興味のある方は、是非、ご一読下さい。

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