2009/11/30 月曜日

テレビと執筆

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 6:21 PM

 大学教員という職業ほど、業務の繁閑が激しい職業はありません。授業や研究、大学行政というルーティンはそこそこ平均していますが、私のように社会科学系の場合には、時々の話題がたまたま研究課題とぶつかると、急に忙しくなります。
 この11月からがまさにそうで、テレビ出演が急に増えました。公立大学の教員は公務員ですから、昼間に収録もしくは生出演のものはすべて有給休暇を申請して行くのですが、沢山あるとなかなか疲れます。
 というよりも、普段と違うことをして興奮するからでしょうか、なかなか普段の研究へ思考回路を変換することができず、情報収集、読書、執筆のスピードが鈍ります。
 コンスタントに仕事があればいいのですが、どうしても、繁閑が激しいために、こうなってしまうのかもしれません。何か新しい勉強法を開発しなければと思う、今日この頃です。

2009/11/24 火曜日

民主党の仕分け作業後半戦スタート

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 12:46 PM

 民主党の事業仕分けの後半戦がスタートしました。前半戦は様々なことが言われましたが、総合的に評価が高かったようです。
 仕分け人の国会議員を見ていると、前半戦でマスコミから叩かれた部分(例えば、某女性議員の口調が厳しすぎるとか)を意識して、それらを修正した上で、後半戦に臨もうとしているようです。わざとマイルドな話し方をしたり、対象事業を調査しているところをテレビカメラに撮らせたりと、自民党など及びもつかないくらい、メディア戦略に長けているような気がします。
 民主党の政策うんぬんと言うよりも、彼らは小泉政権をあれだけ「ショー政治」だの「ポピュリズム」だのと批判しておいて、自分達は小泉政権以上にマスコミ受けや、国民世論を気にしているところがありありで、私などは少し白けてしまいます。
 私くらいは少し厳しくウォッチしようと思います。

2009/11/20 金曜日

テレビの収録

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 8:11 PM

 今日は、午後からテレビの収録があってテレビ局に行ってました。もちろん、有給休暇を申請して行きました。
 この番組でも、今流行りの行政刷新会議の仕分けが議論になったのですが、仕分け人側に好意的な意見が多いようでした。
 僕としては、仕分け人ががんばっているのはわかりますが、わざわざ公開で晒される役人の気持ちもわかるだけに、あんまり民主党に好意的にはなれません。
 そもそも、どうして政務三役が仕分け人の方に座っているんでしょうか。都合が良い時だけ、政治主導と言っているんでしょうか?
 あるいは、何の権利があって、国会議員はバッサバッサと予算を削減しているんでしょうか?4年か、6年に1回選ばれると、そんなに強権を発動することができるんでしょうか?こんなんだったら、1年に1回くらい選挙してほしいもんだ。しかも、仕分け議員の中には知っている人もいて、とてもではないが、そんな能力があるようには思えないんですがね。
 何れにしても、予算を削減するなら、公開裁判なんかせず、鳩山総理が堂々と予算総額を決めた上で、削減すればいいだけの話じゃないんでしょうか。
 こんな不況のさなかに、公開処刑裁判をやっている場合なんでしょうか。

2009/11/19 木曜日

そろそろ政治主導の評価をすべきなんじゃないでしょうか?

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 5:58 PM

 政権交代して色々と盛り上がっていますが、日本経済や社会はあんまり変化もなく、先行きもそれほど明るいようには思えません。デフレスパイラル、失業率の悪化などなど、毎日ニュースを見るたびに、暗い気持ちになります。
 この経済悪化などと政治主導はどう関係するんでしょうか。厳密に分析したことはないのですが、橋本内閣以降、様々な制度改革を行って政治家が力を持つような体制に変えてきましたが、実際には、何の変化もない、それどころか、逆に悪くなっているような気さえします。
 役人叩きや監視はまだ必要だと思いますが、そろそろ、政治家の責任も追及した方がいいような気もします。

2009/11/13 金曜日

行政刷新会議の委員はどうやって選ばれたのか?

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 6:59 PM

 連日連夜、行政刷新会議の予算査定が取り上げられている。威勢良く、廃止とやるもんだからだろうか、メディアも取り上げやすい側面があるんだと思います。
 そこで気付いたのですが、威勢良く、「この事業にどんな意味があるんだ!」と唸っている、民間委員とやらは、なぜ、どういう理由で選ばれたんでしょうか?
 診療報酬なんて国民生活に直結するような事案をわずか数時間で査定するんだから、どういう根拠で民間議員が選ばれたのか、どういう知見を有する人なのか、是非、説明してもらいたい。
 そういえば、民主党は、小泉内閣時代に、経済財政諮問会議の委員構成に労組関係者がいないといったことを随分と問題にしていたと思うが、仕分け人なる権力者をどういう理由で選んだのか、情報公開して説明すべきだと思うのですが、どうでしょうか。
 それとも、選挙で大勝したのだから、4年間は全く国民に説明することなく、何をやってもいいのでしょうか。どうも、民主主義が単純になりすぎりている気がするんですが・・・・。

2009/11/12 木曜日

民主党の仕分け

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 5:01 PM

 行政刷新会議による事業仕分けが始まった。テレビや新聞は派手に取り上げている。政府に入れなかった議員は、ここぞとばかりに張り切っている様子がありありとわかるが、彼らが目立つために予算を材料にするというのは、どうも疑問なしとはしない。
 ただ、開業医と勤務医の労働条件の開きなどの問題については、長妻大臣の中医協の委員選定も含めてもっともだと思うことも多く、政権交代というものはプラスの影響が大きいと思う。
 11月も終われば民主党のハネムーン期間も終わる。劇場もいいけど、そろそろ結果を出さないと、マスコミも含めて、暖かく見守るというわけにはいかないと思うんですが・・・。
 ブログをなまけていたので、これから、民主党を中心にブログを書いていこうと思います。

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