民主党の公約
民主党の公約をみてみた。財源問題など批判はあるのだろうが、生産者側に立った政策から、生活者側に立った政策に転換するという意思は感じられるので、私としては評価したい。
もはや、これまでのような生産者側に立った政策では、日本は立ちゆかないことは明白である以上、セイフティーネットを張り巡らせる政策に転換することは良いことだ。
ただ、自分の専門でもある公務員の人件費を1.1兆円減らすという政策はどう考えても実現は難しいだろう。約20%も公務員人件費を減らすとなると、どれだけ策を弄したとしても、給料を10%以上カットしなければいけないだろうが、民主党の参議院の構成などを考えると、これはほぼ不可能に近いし、人事院勧告を大幅に超えるカットになるが、労働三権が否定され、事務次官でさえ組合員である現状では、官公労に訴えられると、司法判断で覆る恐れもある。
まぁ、ここは見物ですな。
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