2009/11/13 金曜日

行政刷新会議の委員はどうやって選ばれたのか?

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 6:59 PM

 連日連夜、行政刷新会議の予算査定が取り上げられている。威勢良く、廃止とやるもんだからだろうか、メディアも取り上げやすい側面があるんだと思います。
 そこで気付いたのですが、威勢良く、「この事業にどんな意味があるんだ!」と唸っている、民間委員とやらは、なぜ、どういう理由で選ばれたんでしょうか?
 診療報酬なんて国民生活に直結するような事案をわずか数時間で査定するんだから、どういう根拠で民間議員が選ばれたのか、どういう知見を有する人なのか、是非、説明してもらいたい。
 そういえば、民主党は、小泉内閣時代に、経済財政諮問会議の委員構成に労組関係者がいないといったことを随分と問題にしていたと思うが、仕分け人なる権力者をどういう理由で選んだのか、情報公開して説明すべきだと思うのですが、どうでしょうか。
 それとも、選挙で大勝したのだから、4年間は全く国民に説明することなく、何をやってもいいのでしょうか。どうも、民主主義が単純になりすぎりている気がするんですが・・・・。

コメント (4) »

  1. 中野さま:

    いつも拝見しています。
    事業仕分けのメンバーですが、基本的には財制審のメンバーでしょう。

    なんせ、主計局下請け内閣ですから。

    コメント by 日本の見方 — 2009/11/16 月曜日 @ 3:38 AM

  2. 確かに、主計局下請内閣ですね。財政審の委員とダブっているし、会議でも、最もほくそ笑んでいるのは、主計官のような気がします。それにしても、行政刷新会議のHPを見ても、仕分け人名簿のようなものが掲載されていないのは、どういうことなんでしょうか?

    コメント by 中野雅至 — 2009/11/18 水曜日 @ 6:33 PM

  3. 中野さま:

    レスありがとうございます。

    概算要求というのは、大臣決済ですよね。
    中野さんも書かれているように、政務三役も一緒に座って血祭りにあげられるべきだと思いますね。

    だいたいこの手の検討は、せめて決算でやるべきだと思います。
    成果が上がってないじゃないか、どうしてこんな予算をつけたんだ、
    と予算をつけた政務三役、主計官が怒られるのもありかもしれません。

    案の定、主計局が仕分け人にメモを配っていたようですし、
    どう考えても「官僚主導」「主計局主導」で、これを「政治主導」とみなすことは到底できませんね。

    「政治主導に見せかける(官僚主導の)ショー」としては秀逸だと思いますが。

    コメント by 日本の見方 — 2009/11/20 金曜日 @ 10:34 PM

  4. 日本の見方様
     いろんな役所から話を聞くと、今一番元気なのは財務省で、他の役所は相応にへこんでいるようですね。経産省はまだ話を聞かないのですが、どこも似たり寄ったりで、モラルハザードも芽生えつつあるような気がします。
     そんな中で、民主党への恨み辛みというよりも、財務省、特に、主計局に対する、その他役所の恨みは沸点に到達しつつあるようです。
     今後は、官も内部分裂が激しくなり、やがて、政対官ではなく、官対官の激しい仁義なき戦いが展開されるような気もします。
     これからも引き続き、ウォッチしていこうと思います。

    コメント by 中野雅至 — 2009/11/21 土曜日 @ 11:10 AM

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