2010/1/18 月曜日

民主党独裁体制は正しい選択なのか?

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 10:33 AM

 小沢幹事長の問題に絡んで、民主党のある女性参議院議員が「これは国民から選ばれた政治家と特捜をトップとする官僚機構の戦いだ」と唸っていたが、こんな発言を聞くにつけ、こういう政党が副大臣や政務官を大量に役所に送り込んで、政治主導をするという統治機構が本当に正しいのか、つくづく疑問に思えてきた。もともと疑問だったが、恐ろしくなってきたと言っても過言ではない。
 こんな自浄努力の全くない政党が半ば独裁的に政府機関のポストを独占すると、やがて警察や検察などの治安部門にも中立性や公平性がなくなってとんでもないことになるんじゃないか。
 今度の参議院選挙で僕が一票を行使する時は、本当によく考えてから投票することにしよう。労働省にいたこともあって、労働組合は働く人の味方でもう少し純粋なものだと思っていたけど、いや少しショックだ。

2010/1/4 月曜日

石原都知事の正論

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 12:07 PM

 石原都知事が好きかどうかと言われると、明確にどっちかと言い切れないが、新年早々、これは正論だと思うので紹介しようと思う。僕が「公務員大崩落」という書籍で主張したことと全く同じ。これだけ国家を顧みず、迎合ばかりしていて大丈夫なのか、と心配になる。NHKの龍馬伝などをみていると、現在の政治家のように普通感覚・普通メンタル人間が、政治家の強みであるヴィジョンは全く示さずに、無駄遣い探しだけで人気を得ようとしているのを見ると、暗澹とした気分になってきます。

<石原知事>新年あいさつで民主批判「危険な綱渡り」

1月4日11時47分配信 毎日新聞
 東京都の石原慎太郎知事は4日、職員約700人を前に新年のあいさつをした。民主党政権について「選挙時の公約が先行してがんじがらめになっている。高福祉低負担なんて常識で考えてもありっこないのに、消費税についてみんな避けている。これは政治家の典型的なポピュリズムだ。非常に危険な綱渡りをしている」と批判した。そのうえで、「国民が自分の権利ばかり主張して政治家もそれにおもねっている。私たち行政を預かる人間はそういう風潮に流されてはいけない」と述べた。【江畑佳明】

2010/1/3 日曜日

新年の誓い

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 12:46 PM

新しい年になる毎に、「今年こそは目標を立てよう」と思うのですが、なかなか上手くいきません。考えるとなかなか深みから出てこられず、ついつい、目標設定をやめてしまうという悪い癖が出てきます。
今年も変わらなさそうですが、ブログはできるだけ書いていくということを目標にしようと思います。
それでは、今年もよろしくお願いします。

2009/12/29 火曜日

今年もそろそろ終わりかな

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 3:28 PM

 今年もそろそろ終わりです。今日は大学院は休みですが、残っている仕事や残務処理などがありますし、大学院生の場合には年始早々に修士論文がありますので、あまり年末年始を休むという雰囲気はありません。
 少しまとまった時間があるので、本を多めに読もうかと思います。読んでいない本が山積していますので、これから気合いを入れて読みます。
 今年は去年よりはブログを書くことができたとは思いますが、毎日書くというようなことにはほど遠かったです。来年はもっと書こうかと思いますが、ものすごいコメント数でもない限り、なかなか書くというインセンティブも沸いてこないもんですね。
 毎日放送のロケミツという番組では、ブログ旅というコーナーがあって、ブログへのコメント数に応じて旅の資金を得るというのがあるんですが、ものすごいコメント数があって驚くのですが、あれくらいコメントがあると、ブログを書こうという気にもなるのかも・・・。
 とにもかくにも、これからもブログを書いていこうと思います。

2009/12/17 木曜日

火曜日の報道ステーション

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 2:08 PM

 僕は夜の9時からNHKのニュース、10時から報道ステーションを見るのが日課になっている。まぁ、民放と公共放送という違いはあるものの、様々な意味でバランスに配慮しているというのは、何気なく理解できる。
 その中で、少し不可解だったのだ、今週火曜日に放送された報道ステーションでの鳩山総理の金、鳩山家の資産に関する部分だった。何が不可解だったかといえば、鳩山邦夫氏の秘書であったフリージャーナリストの上杉氏の歯の浮くような鳩山氏の母親に対するゴマすりであった。
 彼は、記者クラブなどの既存の権威を批判したり、自分がいかに清廉潔白に取材対象から距離を置き、客観的で緻密な取材に努めているかを様々な本で主張してきたが、何だ、あのインタビューは・・・。正直、あそこまで露骨に鳩山氏の母親にゴマをする奴は初めてみた。
 百歩譲って、鳩山氏の母親がそこまで人格高潔な人であったとすれば、せめて、報道ステーションのインタビューを断るべきだったろうと思うが・・。
 僕の感覚は極めて庶民に近いので、同じような感想を持った人は沢山いると思いますが・・・。今後から、上杉氏の本や原稿を読む時は少しスタンスを変えて読むことにしよう。

2009/12/9 水曜日

ちちんぷいぷい(毎日放送)

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 7:32 PM

 今日は昼から有給休暇をとって、毎日放送に「ちちんぷいぷい」に出演しました。テレビだけは何回出ても緊張します。角純一さんや月亭八方さんなど、学生時代にブラウン管で見た人が隣にいたこともあるだろうか、余計に緊張した気がします。
 ちょうど2週間前くらいに出演した「朝まで生テレビ」(テレビ朝日)はここまで緊張しなかったのに・・・と思うと、やっぱり、相当萎縮していたような気がします。
 それにしても、芸の世界で長年生きている人は角さんにしても八方さんにしてもすごいなぁ・・と素直に感心します。あれだけテレビカメラの前でリラックスできるのはやっぱり才能なんだろうか・・・。
 でも、僕にとっては月に1回か2回のテレビは、緊張はするんですが、ものすごい刺激になるので、好きと言えば、好きですね。

2009/12/6 日曜日

橋下知事と神戸市の言い分はどっちが正しい

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 3:46 PM

 普天間飛行場の移設問題や航空行政問題、関西三空港の問題を巡って、橋下知事が以下のような発言をしたところ、神戸市から苦情が来たという。それを受けて、橋下知事は「公務員が発言すべきことか!」と例の調子で激怒したというのが、新聞発表などによると、神戸市は市長の意を受けて抗議しただけにすぎないという。
 双方の言い分があるのだろうが、橋下知事の「公務員が発言すべきことか」というのはどういう趣旨だろうか?神戸空港は神戸市が管轄する空港だ。それを管轄していない大阪府の知事が影響も考えずに発言すれば、抗議するのは当然だろう。市長であれ役人であれ、組織人として抗議するのは極めて当然のことであって、政治家とか役人とか何か関係あるんだろうか。地方公務員法に公務員が守るべき服務として、そんなことが定めてあるのだろうか。この知事は何かというと「役人が・・」とか、選挙で選ばれたことを根拠にして物を言うが、報道する方も「なぜ、公務員が発言すべきではないのか」ということをきちんと説明して報道してもらわないと、「公務員は・・すべきではない」ばかりになってしまう。
 その一方で、神戸市の役人が神戸市長の意を受けて、抗議をしたということであれば、これはこれで問題だ。神戸空港はいろんな問題を抱えている。それにもかかわらず、我関せずで、狭い視野だけからしか空港行政を考えていないとしたら、政治家としていかがなものか?政令指定都市の市長であるならば、神戸市に責任を持つだけでなく、関西の中の神戸、日本の中の神戸について考えて欲しいもののだが・・・。

12月4日11時58分配信 産経新聞
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、大阪府の橋下徹知事が神戸空港の活用の可能性についてふれたことに対し、神戸市の空港事業室長から知事あてに抗議電話があったことが4日、わかった。橋下知事は「市長からの抗議なら分かるが公務員が政治家に厳重抗議するのはおかしい」と怒りをあらわにした。
 府空港戦略室によると、抗議電話があったのは2日。「他の自治体が管理する空港について基地の移転先として例示した知事の発言はもってのほか、厳重に抗議する」という内容で、経緯が知事に報告された。

同じく産経新聞の配信によると、
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、大阪府の橋下徹知事が神戸空港の活用の可能性についてふれたことに対し知事あてに“抗議電話”をかけた神戸市の空港事業室長。橋下知事から怒りあらわで“やり玉”に上げられたことについて室長は4日、報道陣の取材に応じて「『矢田(立郎)市長の考えは議論の余地はないということ』、と府の担当者に伝えただけ。『もってのほか』や『厳重に抗議する』などの言葉を発した覚えはない」と述べ、困惑の表情を浮かべた。

2009/11/30 月曜日

テレビと執筆

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 6:21 PM

 大学教員という職業ほど、業務の繁閑が激しい職業はありません。授業や研究、大学行政というルーティンはそこそこ平均していますが、私のように社会科学系の場合には、時々の話題がたまたま研究課題とぶつかると、急に忙しくなります。
 この11月からがまさにそうで、テレビ出演が急に増えました。公立大学の教員は公務員ですから、昼間に収録もしくは生出演のものはすべて有給休暇を申請して行くのですが、沢山あるとなかなか疲れます。
 というよりも、普段と違うことをして興奮するからでしょうか、なかなか普段の研究へ思考回路を変換することができず、情報収集、読書、執筆のスピードが鈍ります。
 コンスタントに仕事があればいいのですが、どうしても、繁閑が激しいために、こうなってしまうのかもしれません。何か新しい勉強法を開発しなければと思う、今日この頃です。

2009/11/24 火曜日

民主党の仕分け作業後半戦スタート

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 12:46 PM

 民主党の事業仕分けの後半戦がスタートしました。前半戦は様々なことが言われましたが、総合的に評価が高かったようです。
 仕分け人の国会議員を見ていると、前半戦でマスコミから叩かれた部分(例えば、某女性議員の口調が厳しすぎるとか)を意識して、それらを修正した上で、後半戦に臨もうとしているようです。わざとマイルドな話し方をしたり、対象事業を調査しているところをテレビカメラに撮らせたりと、自民党など及びもつかないくらい、メディア戦略に長けているような気がします。
 民主党の政策うんぬんと言うよりも、彼らは小泉政権をあれだけ「ショー政治」だの「ポピュリズム」だのと批判しておいて、自分達は小泉政権以上にマスコミ受けや、国民世論を気にしているところがありありで、私などは少し白けてしまいます。
 私くらいは少し厳しくウォッチしようと思います。

2009/11/20 金曜日

テレビの収録

Filed under: 未分類 — 中野雅至 @ 8:11 PM

 今日は、午後からテレビの収録があってテレビ局に行ってました。もちろん、有給休暇を申請して行きました。
 この番組でも、今流行りの行政刷新会議の仕分けが議論になったのですが、仕分け人側に好意的な意見が多いようでした。
 僕としては、仕分け人ががんばっているのはわかりますが、わざわざ公開で晒される役人の気持ちもわかるだけに、あんまり民主党に好意的にはなれません。
 そもそも、どうして政務三役が仕分け人の方に座っているんでしょうか。都合が良い時だけ、政治主導と言っているんでしょうか?
 あるいは、何の権利があって、国会議員はバッサバッサと予算を削減しているんでしょうか?4年か、6年に1回選ばれると、そんなに強権を発動することができるんでしょうか?こんなんだったら、1年に1回くらい選挙してほしいもんだ。しかも、仕分け議員の中には知っている人もいて、とてもではないが、そんな能力があるようには思えないんですがね。
 何れにしても、予算を削減するなら、公開裁判なんかせず、鳩山総理が堂々と予算総額を決めた上で、削減すればいいだけの話じゃないんでしょうか。
 こんな不況のさなかに、公開処刑裁判をやっている場合なんでしょうか。

« 前のページ次のページ »

HTML convert time: 0.122 sec. Powered by WordPress ME