民主党大勝の前哨として、都市部の市長選で若い市長が沢山登場した。それについて論評することは何もなく、民主主義である以上、年齢に関係なく、選ばれた者がやればいい。
それはそうとして、次の新聞記事にあるような態度はいかがなものか、と思う。こういうことがあれば、若い人間にはマナーがないということで、後の若い人も迷惑をしてしまう。
もちろん、新聞記事からはわからないが、色々と事情があったのだと思う。もう少し、穏便に見てあげればいいような気もするし、少し、厳しいような気もする。
それにしても、気になるのは、この若い市長がガムを噛んでいたのか、アメをなめていたのか、どちらなのかという点である。
最近は、会議でもアメをなめている人はいる。風邪を予防するためで、大目に見てもらえることも多い。それに対して、ガムは違う。ガムとアメでは全然違うと思うんだが・・・・。
どうも、記事を読んでいると、そこらへんがはっきりしない。
アメなら大目に見てあげればいいんじゃないかな。ただ、答弁する時に何か口に入れるというのは、やはり、政治や行政の経験のある者からみれば、おそろしく常識に反することだけど・・・。
“ガムくちゃ答弁”奈良市長の品位 33歳 定例議会で「のど潤すため…」
9月15日15時35分配信 産経新聞
奈良市の仲川げん市長(33)が9月定例市議会の本会議中にガムをかんでいたとして、山本清議長から注意を受けたことが15日、分かった。仲川市長は事実を認めた上で、「せき込むのでのどを潤し、円滑に答弁するためだった」と釈明している。今後は水を自席にも置くという。
ガムをかんでいたのは11日の本会議の一般質問中。閉会後、2人の市議から「市長が何か口に含んでしゃべっているので確認してほしい」と山本議長に要請があった。仲川市長がガムをかんでいたことを明らかにしたため、山本議長は口頭で注意したという。
市議会事務局によると、市議会の会議規則では、議員については「議会の品位を重んじなければならない」と規定。傍聴人にも議場での飲食などを禁じているが、市長らにはこうした規則はない。市議の一人は「議会中にガムをかむなど、常識以前の問題」と厳しく批判した。
仲川市長は7月12日の奈良市長選に民主党の推薦を受けて立候補し、初当選した。現職では全国で2番目に若い市長。山本議長は「市民の期待もあるので、こうした行為は残念」と話している。